フリーフライト紙飛行機 「猿」+

山形からここに引越ししてきました。 時々、模型飛行機や戯言を飛ばしています。

紙猿の限界

二宮杯の製作ルールを読み直してみました。
接着剤について
 瞬間は使って駄目、ただし当日の破損には対応する。
 反応系のエポキシ、ウレタン、アクリルはだめ。
 折り曲げ部の補強は推奨接着剤(セメCやK)による場合は認める。

これだけです。
では、私愛用のタイトボンドⅢは?
瞬間代わりに現場で使ったりする3Mのスコッチは?
ウルトラ多用途SUは?(水分と反応するので反応性接着剤かな)   
接着に使うのであれば、どこにも記載が無いのでグレーゾーンとなります。

塗装について
 機体の塗装は軽く防湿することを目的とし、厚く塗装する事はだめ。
 アクリルまたはアルキドラッカーのみ使用。
 どぶ付けなど紙の強度を上げる使用方法は不可。

塗装をまとめるとこんなところでしょうか。
では、防湿とはどこまでか。製作者の意図により幅が広くなります。
「朝露の中で飛ばしても紙が緩まない」まで、ならガチガチにしたところで不十分ですし、
屋内で飛ばすならすっぴんに軽く吹くだけで十分です。

塗装の目的は他にもあって
紙のゆがみ狂いを止める。これが最大の目的だと思います。
紙の湿気を抜かないまま製作した飛行機は武蔵野の湿度30%の空気に曝しただけでべろんべろんになります。
これを防ぐためには念入りな防湿塗装が必要不可欠です。

販売されるキットは紙の狂いを考慮して型抜きしてくれません。
もし、この塗装ルールを厳密に運用するならば、販売元はもっと紙に対する配慮が必要です。
590はとても微妙な飛行機でパワーランチでは飛ばない優れた?特徴を持っています。
それゆえ主翼翼端の処理は接着塗装とも勘所になります。

前にも書きましたが
紙飛行機は手足を縛ったまま全力で走れ!みたいな矛盾を抱えた空物です。
大会参加者は記録を出すために手足のたがを如何に緩めるか創意工夫するのは当然で
製作者のルール解釈に第3者が当日割り込んで「公正な判断」を下すこと自体不合理があります。
全国の予選会に張り付いて二宮杯の統一ルールを指導し浸透できれば「公正な判断」に高められるかもしれません。

紙飛行機は製作者の意図思い入れがあるから飛ばすし作ろうとするのだと考えます。
ハンドランチをセメCだけで作っている先輩を何人も知っています。
キットという素材の提供を受けるが、それをどう加工するかは自分の判断でしばる。
これが大人の紙飛行機の遊び方だと思います。

滞空時間を競う競技とはもう遊びではないのかもしれません。
ここ1年、ルールに縛られた紙SALを作っていません。
360スパン縛りでは楽しさがありませんから、よんごうまる(スパン430)を最後に封印しました。
趣味で作って飛ばす飛行機から『遊び心』を取ってしまったら何も残りません。

紙SALの限界を感じています。


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